5月最終週は校外学習や、特別授業など保護者や地域の方々にお世話になる機会がたくさんある。週になりました。
①読み聞かせ
本校では読書好きの児童を増やすことを目的として、小学部を対象に保護者や教員による読み聞かせを実施しています。5/28(火)には、今学期初めての読み聞かせが実施されました。
低学年は佐々木教諭が「たった さんびきだけの いけ」という絵本の読み聞かせをしました。1年生も興味をもって、しっかりと聞いていました。
高学年は保護者の方による芥川龍之介作「桃太郎」でした。自分たちの知っている桃太郎と違い、鬼から見た桃太郎の姿を書いたこの作品。意外な視点の違いに子ども達も驚きながら聞き入っている様子でした。
②大使館見学
5/30(木)に中学部の生徒9名が大使館に見学に行きました。
普段入れない大使館に足を踏み入れた生徒たち。自然と背筋もピンとしていたように見えました。
大使館の方々から、日本とは120年以上も交流があること、日本は銅やサーモンなどを輸入しており、チリは日本にとっても非常に重要な存在であることなどを聞きました。生徒も真剣に話を聞き、自分の視野を広げることができたことでしょう。
③カラビネーロ(警察署)見学
5月31日(金)に小学部3・4年生がロ・バルネチェア区にある警察署に見学に行きました。
様々な施設を見学させていただきましたが、一般の方々が普段入れないような場所にも快く入れていただき、防弾チョッキを着させてもらうなど、本当に貴重な体験をさせていただきました。また、質問の時間には事前に学習していたこともあり、警察の方々にたくさんの質問をすることができました。
④特別授業
5/31(金)5・6校時にNGOペンギン会議の佐野淳先生に特別授業をしていただきました。テーマは「生物の分布」です。
授業の中心となったのが大陸移動説です。佐野先生が事前に地図を準備してくださり、その地図をパズルのように組み合わせる姿に子ども達は釘付けでした。そして、その地図がきれいに1つの大陸「パンゲア」に変身をとげると、子ども達も驚きの声を上げていました。話だけでは無く、目を通して学ぶことでより深い学びになったことでしょう。
生け花教室
5月20日(月) JICAで日本語講師をされている中村和代さんにご来校いただき、生け花の体験授業をしていただきました。小学部は生け花の歴史や基本的な生け方を教えていただいた後、自分の用意した器に実際に花を生けました。たくさんの花や葉に迷いながらも、一人一人が思い思いの作品を作り上げていました。
中学部は、中村さんからご自身の生き方についてお話をいただきました。失敗を恐れず挑戦することや、中学・高校の友人の大切さを学ぶことができたようです。
子供たちにとって貴重な時間となりました。