入学案内 VOICES
現役児童生徒の声
中学部1年 S.N
サンチャゴ日本人学校は、児童生徒数が少ないです。なので授業では、自分の意見をたくさん発言できます。また、それを受け止めてくれる友達や先生方がいます。間違いを恐れずに発言できる雰囲気というのは、この学校の良さの1つです。
この学校のもう1つの良さは、小学1年生から中学3年生まで一丸となって、1つの行事を大成功させるということです。特に10月の運動会の種目である応援合戦では、赤・青、両チームとも息を合わせて演技をします。また運動会は、一人一人が主役になり、輝くことのできる絶好の舞台です。
小学部6年 Y.N
全校の人数が少ないため、みんな仲良しで、だれとでも仲良く話せます。転入してきた時には、みんなからいろいろなことを教えてもらえました。
楽しい行事もたくさんあり、どの行事にもみんなで一致団結して取り組んでいます。そんな学校だからこそ、みんなに支えられながら苦手なことでも努力することができるようになります。
小学部6年 S.S
全学年みんなが家族のように、仲良く学校生活を送っています。そのため、休み時間には他学年も一緒に遊んでいます。
また、日本の文化だけでなく、チリの文化も体験できるのが素晴らしさの1つです。
小学部5年 M.T
サンチャゴ日本人学校は、ま法の学校と呼ばれています。できないことがあってもこの学校で練習すれば、必ずできるようになるからです。
小学部5年 K.Y
サンチャゴ日本人学校は努力すれば、何でもできるようになるま法の学校です。
学年関係なく、気軽にみんなと遊べるのが1番好きです。
小学部2年 S.I
ぼくは、はじめてつぼうのさか上がりができませんでした。でも、先生がてつだってくれたからできました。
保護者の声
現在、二人の子どもが在籍しております。子供達はサンチャゴ日本人学校の小規模学校ならではの環境を享受し、日々のびのびと充実した学校生活を送っています。
児童生徒数が少ない分、先生方が子供達一人一人に目が行き届く環境にあるので、学習・生活両面において個々の学力・能力に応じたきめの細かい指導を受けることができています。塾がなく不安もありましたが、熱意溢れる先生方からは普段の授業はもちろん、長期休暇中でも苦手分野や伸ばしたい分野を個別に指導していただいており、親として大変感謝しています。 また、日本では同学年の横の繋がりが中心になるかと思いますが、ここでは異学年との交流が活発であり、異学年との交流を通じて上下関係、思いやりや連帯感等多くのことを学ぶことができています。息子達がわからないことやできないことを上級生の皆さんが積極的かつ優しく教えてくれるので、息子達は一生懸命に練習・努力してサッカーや一輪車、行事の司会や挨拶等、たくさんのことができるようになりました。
その他、スペイン語の授業、ディエシオチョ祭り、インターナショナル校との交流、アンデス山脈でのスキー教室、日系企業や国立天文台の方々からの特別授業等、チリならではの経験や文化を学ぶことができるのも大きな魅力の一つだと感じています。2017年、日本とチリの外交関係樹立120周年記念行事として開催された、モネダ宮殿文化センターにおける東京芸術大学オーケストラとの合唱での共演では、法被を着た子ども達が「通りゃんせ」を多くの観衆の前で堂々と歌う姿に大変感動しました。
子供達はこのような素晴らしい環境の中で勉強させていただいており、サンチャゴ日本人学校での生活は今後の子ども達の人生において必ず大きな財産になることと思います。先生方をはじめ、学校を支援してくださる皆様にこの場をかりて感謝申し上げます。
全校生徒児童合わせて40人足らずと日本に比べて人数は少ないですが、みんな仲間で友達です。休み時間も男女学年隔てなく遊ぶ姿を良く見かけ、先生方も一緒になって遊んでくれます。そんなアットホームな環境の中、娘は元気いっぱいにのびのびと過ごしています。
サンチャゴ日本人学校は小中一貫教育で小学校低学年から中学部まで一緒になって、行事や活動に取り組む事も多く、高学年・中学部のお兄さん、お姉さんがしっかり面倒見てくれて、引っ張っていってくれます。そんな一生懸命な上級生の姿を身近に感じることができ、自分の先の姿を想像したり、憧れを持ったりと娘にはとても良い環境だなと感じています。
学校のすべての活動において、サンチャゴ日本人学校では助け合い励まし合いながら、1人ひとり与えられた役割を最後まで一生懸命取り組むことができ、活動を通してお互いを理解し合い、それぞれの個性を生かしながら学校生活を送っているように感じています。
勉強面でも、先生との距離も近く、授業中は積極的に自分の意見を発言する様になりました。先生の目の行き届いた指導を受けることができ、とても安心しています。 日本を離れ5年が過ぎましたが、海外にいながらにして日本と同様の教育を受けることができることに大変感謝しています。
娘は、何よりサンチャゴ日本人学校が大好きです。 娘が楽しんで通ってくれていることが何よりだと思っています。
「いつか日本に帰るときは、日本人学校もバッグに入れて一緒に持って行きたい」 小学1年生だった息子が、学校のことをこんな風に言っていたことがあります。
息子にとって、はじめての学校がこのサンチャゴ日本人学校です。学年の隔てなく、子供たち一人ひとりを温かく見守ってくださる先生方のもと、小中関係なく皆一緒にお弁当を食べたり、広い芝の校庭で先生も一緒になって元気いっぱいに遊んでいる姿を見ていると、これ以上の環境はあるのかなと思うほどです。息子がこの学校を大好きな理由がここにあるんだな、と感じることができます。
サンチャゴ日本人学校は日本に比べて小規模な学校ですが、その分、個人が活躍するチャンスの多い所です。自然と前に出て発表する度胸がついたり、リーダーとして班をひっぱったり、学校の様々な行事を通して、子供の成長を見ることができます。息子は引っ込み思案でしたが、今では地元のサッカースクールに入り、スペイン語に臆することなく現地の子供達と遊べるようになりました。
子供が楽しくのびのびと育つことは大事なことだと思っています。なによりも、「持って帰りたくなる学校」に出会えて、息子も私も本当に良かったと感じています。
サンチャゴ日本人学校の魅力は、少人数なところです。先生が子供一人一人をよく見てくださるし、子供一人一人の活躍の場が多いので、もの凄く成長します。我が子の場合、日本の学校に通っていた頃は、引っ込み思案で授業中は一切発言せず、鉄棒の前回りさえ怖がってできませんでした。しかし、サンチャゴ日本人学校に転入して一年弱で、授業中に積極的に発言したり、委員会の役に立候補したり、逆上がりも一輪車も出来るようになったり…親が驚くほど、積極的に物事に取り組むようになりました。
子供はチリ現地の幼稚園に通っていたこともあり日本人学校に入学した時点では十分に読み書きができない状態で少々心配でしたが、先生方に丁寧に指導頂いているので日本語に対する苦手意識もなく本を読むことも好きになりました。今はもう少し字をきれいに書いたり、正しい日本語を使えるようになろうとしているように見え、親としてはホッとしています。
また、入学前は自分を外に向けて表現することが苦手でしたが、日本人学校ではいろいろ発表をする機会が多いことからこうした行事を通して少しずつ慣れてきて、自分で考えて自分の言葉で発表しようとしたり、発表に向けた準備を楽しんでやっています。
ゆっくりした丁寧な指導とアットホームな環境が子供の性格にはあっているようで、クラブ活動などを通してものの仕組みや工作に興味を持ち始めたり、また、一方では自分が外国にいるという貴重な機会を生かして、日本語だけでなく、スペイン語や英語を学んでみたいという気持ちになっているようで、自主性をゆっくりと育ててもらっていると感じています。
初めてサンチャゴ日本人学校を訪れたとき、しっかりと手入れされた芝生の運動場で生き生きと遊ぶこどもたちが印象的でした。
我が家にとって初めての南米での生活。子供たちが新しい環境になじめるのか、とても心配していましたが、在校生みんなが気さくに声をかけてあたたかく迎えてくれたこともあり、子供達は毎日「楽しい」といいながら学校に通っています。
日本の学校に比べると人数は少ないのですが、担任の先生にかかわらず、先生方全員が生徒一人一人のことをよく知っていて、きめ細やかに目を配ってくださいます。子供が思春期に入ると、なかなか子供のことが見えなくなってくることが多いのですが、学校や保護者のみなさんなど、一緒に子育てをしてくれる伴走者がいてとても心強いです。
自分の子供達は、小学校入学のタイミングから3年生修了まで3年間サンチャゴ日本人学校で学びました。学校へ御邪魔した時の親からみた学校・在校生の第一印象は、子供たちの表情がとても明るく楽しそうにしていましたので、子供達のこれからの学校生活が親としても楽しみだったことを覚えています。
サンチャゴ日本人学校は小学部・中学部が一緒のキャンパスで学ぶことが特徴の1つと思います。自然と高学年が児童・生徒が低学年の児童の面倒をみて、低学年の児童もお姉ちゃんやお兄ちゃんのように高学年の児童・生徒を頼りに、普段の学校生活のみならず、各種行事を取り組んでいる姿は、大人が学ばされる面が多々ありました。 その行事においては、人数が少ない分、学年に関わらず、1人1人が責任を持った役割を半強制!?的に担うことで、リーダーシップと協調性が早い段階から培われることも日本では中々経験できないことと思います。
月日を重ねる毎に、各行事を実施する毎に、子供達の楽しそうにしている姿と加速度的な成長を目の当たりにし、驚くばかりでした。 学習面においては、小学校1年生から現地教職員によるスペイン語授業、現地校との交流もあり、外国語が身近にある環境で学び、普段の生活に自然とスペイン語や英語が入ってきます。 加えて、通常科目においても、きめ細かな先生達の御指導により、親としては何も心配することはありませんでした。
大規模鉱山産業が主要産業のチリの一端を大型鉱山機械に触れることで学ぶ校外学習や学校からわずか1時間で3,000mに位置するスキー場でのスキー教室もあり、魅力いっぱいのカリキュラムです。
児童・生徒・教職員・父兄がまさに1つのファミリーのような環境であり、子供達のみならず親も充実した楽しい時間を過ごさせていただきました。 多くのみんなは、いつかは日本に戻る形でサンチャゴ日本人学校に通いますが、ここでできたつながりは、一生ものと思います。
卒業生の声
私は、小学6年生から中学2年生までの3年間サンチャゴ日本人学校に通っていました。
同級生がいる時期が少なく、先生と一対一での授業を受けていて、質問をしすぎて授業がなかなか進まなかったのを覚えています(笑)。同級生がいなかった分、他の学年の子たちとの関わりが多く、様々な年齢の友達を持つことができました。日本人学校の友達とは今でも会うことがあり、みんなで集まると親戚のようでとても楽しいです。
私が思う日本人学校のいいところは、生徒が行事や勉強に一生懸命なところです。
運動会などの行事の前は毎日のように誰かのうちに集まって、応援歌を考えたり、ダンスを考えたりしました。勉強面でもそれぞれが切磋琢磨し、前向きに取り組んでいて、初めて日本人学校に来た時には、その真剣さにとても驚きました。
また、人の出入りが多いので、新しい人が入ってくるとみんなでワクワクして、誰かが帰ってしまうとみんなで泣いて、とても暖かい場所だったなと思います。
サンチャゴ日本人学校で過ごした経験は、今の私を作る大きな財産になっています。去年から東京で社会人として働いていますが、人との関わり方、物事への取り組み方などの面で、日本人学校で学んだことが活きているなあと日々感じています。
私は、小学校の6年間と中学校の3年間をサンチャゴ日本人学校で過ごしました。アンデス山脈に囲まれ、ひとたび校門をぬけると青々とした芝生が広がります。恵まれた環境の中ですごした9年間の学校生活は私にとってかけがえのない財産になりました。毎朝先生方が笑顔で「おはよう」と言ってハイタッチをして出迎えてくださり1日が始まります。休み時間は校庭に出て児童生徒、先生方が一緒になってサッカーをしたり、どろけいをして遊んだりと仲良く走り回りました。餅つき大会やスキー教室、学習発表会、運動会、修学旅行、サマーキャンプなど子供たち1人1人が主役となって作り上げる行事はとても楽しくて今でも大切な思い出です。なかでも運動会は学年が上がるにつれ自分の役割や責任が増え、中学生の時にはチームをまとめる団長を経験しました。小中学生をまとめ一から作り上げた応援。1番の思い出になるとともに私自身を大きく成長させてくれました。修学旅行では氷河の上をトレッキングしたり、サマーキャンプでは自然あふれる場所で走り回り、乗馬をし、夜は火を起こして自分たちで考えたメニューを一生懸命作りました。日本ではなかなか経験できないことがたくさん詰まった魅力的な行事ばかりです。また児童生徒数は少ないですが学年関係なく皆が仲良く、素晴らしい先生方に恵まれた最高の環境の中で勉学に励むことができました。中学3年生の時、私は文集で「かけがいのない仲間、時間、思い出。私が過ごしたサンチャゴ日本人学校での9年間は眩しいくらいキラキラと輝いていた。この学校でたくさんの素晴らしい仲間に出会いたくさんの貴重な経験をすることができた。本当に幸せな毎日であった。」と書きました。今でもサンチャゴ日本人学校は私にとっての居場所、原点です。サンチャゴ日本人学校で出会った大好きな仲間、素敵な先生方そして関わってくださったすべての方々に感謝の気持ちを伝えたいです。
私はサンチャゴ日本人学校に中学入学から2年間在籍していました。当時は全校で40人前後、中でも中学部は各学年2~3人ずつでしたが、少人数クラスだからこその良い点がたくさんありました。
まず1つ目は、授業が分かりやすく手厚い点です。少人数のため、先生が一人一人の得意不得意を把握してくれるため得意な教科はさらに伸び、苦手な教科も克服できました。またネイティブの先生から学ぶスペイン語や英会話の授業も少人数だったので、より質の高いコミュニケーション能力も身につきました。 2つ目は、学年を越えて同じ授業を受ける点です。音楽や体育の授業は低学年 (小1~小4)と高学年(小5~中学部)に分かれて行うため、自然と縦の繋がりができて仲が深まり、歳が離れていても同じ境遇の“仲間”として帰国後の今でもその関係が続いています。そして3つ目は、中学部は人数が少ないため学校行事の“リーダー”的な役割が全員に必然的に回ってくるという点です。私も実際に委員長や運動会の団長などを経験したことで、企画して実行に移す能力や大勢の前で発言する勇気、 全校をまとめる力が身についたのだと思います。 またサンチャゴ日本人学校には日本の学校では経験できないオリジナル行事があるのも特徴です。 例えば、チリや日本の文化を体験する「クラブ活動」、様々な専門家の方からお話を伺う「特別授業」、アンデスのゲレンデを滑る「スキー教室」、チリの独立記念日から歴史を学ぶ「ディエシオチョ祭」、・現地校の生徒との 「交流会」、自然の中で協力し合いながら一泊二日を共にする「サマーキャンプ」、そしてチリを巡る「修学旅行」があります。その他にも運動会・学習発表会・毎朝のさわやかタイム・学年発表や個人発表、等々誰もが楽しめる行事が盛りだくさんです。
このようにサンチャゴ日本人学校は学校全体で見ても少人数ではありますが、様々な行事をみんなで経験することで一気に絆が深まり、毎日がとても充実したものになります。ここでの経験や仲間と過ごした時間は私の人生において本当に貴重なものであり一生の財産になりました。
私は、このサンチャゴ日本人学校に3年と5か月間在籍していました。サンチャゴ日本人学校における学校生活はとても楽しく、様々な出会いがあり、様々な学びがあった充実した、かけがえのない日々でした。日本の中学校にいてはできないたくさんの経験がこの学校でできました。 例えば、前に出て発表および発言することや上に立って指示をすること、さらに低学年の子と関わることができることなどです。これらのことから、大人になって社会に出て必要な力を身に着けることができると思います。
また、サンチャゴ日本人学校は行事が豊富で学習発表会をはじめ、運動会や夏祭りがあります。これらの行事では小学校1年生から中学3年生までが一致団結し、練習から本番まで全力で活動するため、全身全霊が打ち込まれたとてもすばらしいものになります。
この学校で学んだことと楽しんだ行事は私にとって一生の財産であり、一生の宝でもあります。私はこの学校に在籍できたことに感謝しています。また、私を成長させてくれた友達や先生にも心から感謝しています。
卒業された保護者の声
卒業された保護者の声 Y様
我が家では子供たち3人が足かけ11年日本人学校にお世話になりました。 「いつかチリにまた行ってみたいな」と子供たちが折に触れて話すの聞くたび、サンチャゴ日本人学校で過ごした時間は子供たちにとって今でも大切な宝物であると感じています。 サンチャゴ日本人学校は子供にとって楽しい時間を過ごすことができる場所でしたが、学びの場としても特色豊かな学校です。 学校の規模が小さいため生徒たちが性別や学年に関係なく、仲良く、助け合い、まるで大きな家族のように過ごしています。
学習面では日本のカリキュラムに基づいた授業を受けることができますが、少人数であるため先生方にきめ細やかな指導をしていただくことができます。学校の行事ではまさに生徒一人ひとりが主役となります。生徒それぞれが役割を与えられ行事を仲間と作り上げていく中で、助け合いやチームワーク、リーダーシップなどを自然と身に着けていくことができます。先生や仲間に助けられ苦労をしながらも行事を終えるたび子供たちが前とはちょっと変わって立派になる姿にいつも新鮮な驚きと喜びをもらうことができました。
またサンチャゴ日本人学校ではチリならではという体験も多くすることができます。チリ独立記念日の前にはチリの伝統的な踊りや食べ物を楽しむ学校行事、チリ文化を学ぶクラブ活動、街探検、現地校との学校交流、日本人学校理事の方や保護者による特別授業など、学校の行事や授業を通じてチリを理解したり日本と世界のつながりを肌で感じることができる機会は子供たちにとって日本ではなかなか得ることのできない貴重なものであったと思います。
サンチャゴ日本人学校で学んだことやそこで得た友達は子供たちのこれからの人生で大きな支えとなることと確信しています。サンチャゴ日本人学校でお世話になった多くの方々に感謝します。
卒業された保護者の声 T様
当時小2だった長男にきちんとした日本語教育を受けさせたいと考え、日本人学校にお世話になることにしました。結果、所期の目的を果たせただけでなく、卒業までの5年間、かけがえのない時間を過ごすことが出来ました。
中でも特に良かった点を5つ挙げるとすると以下の通りです。
- たくさんの友達
当初クラスの人数が少ないことを不安に思いましたが、小1から中3まで全員が友達で、仲の良い友達の帰国はつらいものの、毎年新たな出会いもありました。 - 先生方
どの先生からも、丁寧かつきめ細かいご指導を頂き、感謝してもしきれません。 - 異文化交流
ネイティブの先生によるスペイン語授業、地方への修学旅行、PTAバザーでの地元の方々との交流等、異文化に触れる機会が得られました。地元校との交流では、チリ文化を学ぶだけでなく、日本文化を紹介することで改めて日本文化の素晴らしさを実感する機会にもなりました。 - 運動会・学習発表会
日本・チリ国歌斉唱と両国国旗の掲揚から始まる運動会は、2組に分かれて競います。皆自分の出番で全力を尽くすとともに、声をからして仲間を応援します。全校生徒で踊る名物サンチャゴソーラン節、応援合戦、高学年の組体操、全員リレー等見どころがたくさんありました。
演劇と合唱・合奏のすべてをこなす学習発表会は、迫真の演劇と身体を揺らして歌う姿に心を打たれました。先生方の趣向を凝らした演出もあり演劇のレベルは非常に高く、笑いと涙の絶えない発表会でした。 - 卒業式
卒業生の答辞が最大の見せ場となる卒業式ですが、わが子の卒業式は涙なしには見られませんでした。サンチャゴ日本人学校で学び、卒業式を迎えられて本当に良かったと思える瞬間でした。
子供たちだけでなく、親にとっても一生のつき合いになる友人が出来、サンチャゴ日本人学校と過ごした日々は、駐在期間中の大切な思い出の一つとなりました。
卒業された保護者の声 K様
自分の子供達は、小学校入学のタイミングから3年生修了まで3年間サンチャゴ日本人学校で学びました。学校へ御邪魔した時の親からみた学校・在校生の第一印象は、子供たちの表情がとても明るく楽しそうにしていましたので、子供達のこれからの学校生活が親としても楽しみだったことを覚えています。
サンチャゴ日本人学校は小学部・中学部が一緒のキャンパスで学ぶことが特徴の1つと思います。
自然と高学年が児童・生徒が低学年の児童の面倒をみて、低学年の児童もお姉ちゃんやお兄ちゃんのように高学年の児童・生徒を頼りに、普段の学校生活のみならず、各種行事を取り組んでいる姿は、大人が学ばされる面が多々ありました。
その行事においては、人数が少ない分、学年に関わらず、1人1人が責任を持った役割を半強制!?的に担うことで、リーダーシップと協調性が早い段階から培われることも日本では中々経験できないことと思います。
月日を重ねる毎に、各行事を実施する毎に、子供達の楽しそうにしている姿と加速度的な成長を目の当たりにし、驚くばかりでした。
学習面においては、小学校1年生から現地教職員によるスペイン語授業、現地校との交流もあり、外国語が身近にある環境で学び、普段の生活に自然とスペイン語や英語が入ってきます。
加えて、通常科目においても、きめ細かな先生達の御指導により、親としては何も心配することはありませんでした。
大規模鉱山産業が主要産業のチリの一端を大型鉱山機械に触れることで学ぶ校外学習や学校からわずか1時間で3,000mに位置するスキー場でのスキー教室もあり、魅力いっぱいのカリキュラムです。
児童・生徒・教職員・父兄がまさに1つのファミリーのような環境であり、子供達のみならず親も充実した楽しい時間を過ごさせていただきました。
多くのみんなは、いつかは日本に戻る形でサンチャゴ日本人学校に通いますが、ここでできたつながりは、一生ものと思います。
初めて学校にお邪魔したときに児童・生徒たちが生き生きととても楽しそうに活動しているのを目の当たりにして、最初に感じていた不安な気持ちが溶けていきました。私たちの子供が通った時には、日本の学校とは比べ物にならないくらい小規模な学校でしたが、その分、勉強面でも生活面においても、先生方が児童・生徒一人ひとりによく目配りしてくださり、また、子供たち同士も上級生が下級生の面倒を見、和気あいあいと過ごすことができており、兄弟のいない我が子供はここで年下の子供たちへの接し方を学ばせていただきました。また、先生方がお兄さん、お姉さんの代わりも務めてくださり(良いお手本でした)、非常に多感な時期でしたが、精神的にもとても救われていたようです。
各学校行事では責任ある役割を任されることにより、自分で考え、発言し、行動することを身につけて頂きました。このような恵まれた環境のお陰で、希望する進路に進むこともでき、歴代校長先生を始め、これまで支えてくださったすべての先生、関係者の方々に感謝しております。よく、「サンチャゴ日本人学校でよかったね」と子供と話をしています。
あの空気(雰囲気)を言葉で表すのはとても難しいので、ぜひ一度学校の門をくぐっていただけたら。お判りいただけると思います。