
本校ホームページへのアクセスありがとうございます。本校は日本国文部科学省から認可を受けた在外教育施設であり、日本国内と同等の教育を行っているチリ共和国内では唯一の日本人学校です。スタッフは、日本国内から派遣された教員(9名)とスペイン語・英語の授業を行う現地採用教員(2名)、また事務・用務関係の仕事を行う現地採用職員(3名)で日々の教育活動を行っています。学校経営の主体は「日本文化教育財団理事会」であり、その理事は日智商工会議所に所属する日系企業の職員で構成されています。学校設立の目的は、サンチャゴ市内に在留する邦人子女のために、日本の小学校及び中学校と同等の内容の授業を行うことです。また、本校卒業生は日本の小・中学校卒業生と同資格を有します。
さて、本校の前身であるサンチャゴ日本語補習校が開校したのは昭和47年(1972年)11月で、10年後の昭和57年(1982年)4月に日本政府の許可を受けサンチャゴ日本人学校が開校しました。その10年後の平成4年(1992年)には、郊外の広々とした緑豊かな環境LA DEHESAに移転しました。2022年に開校40年目を迎える歴史と伝統のある学校です。近年、学校周辺の開発が進みショッピングモール・マンション・オフィスの建設がなされ、以前のような自然に囲まれた学園というイメージではなくなってきました。それでも広い芝生の校庭を有し、児童生徒は日々伸び伸びと教育活動に取り組んでいます。
令和4年4月現在、コロナ禍の影響等もあり28名(小学部28名、中学部0名)という少人数の学校となっています。しかしながら、「Schoolビジョン」である「世界一児童生徒を幸せにする魔法の学校」「世界で活躍できる人材に育てる学校」になるため、一人ひとりの学力を伸ばすきめ細やかな教育活動を推し進めています。
今年度の教育目標を『「学び合い」「高め合う」サンチャゴっ子の育成』とし、重点目標を1.「学び合い」「高め合う」授業の充実、2. 「学び合い」「高め合う」仲間と支え合う活動の充実、3. 「学び合い」「高め合う」体育活動、4. 「学び合い」「高め合う」国際理解教育、5.学校経営への理解と連携、の5点としました。
これらの目標を達成するためには、全校の児童生徒、そして教職員が深い絆で結びつく学校を目指しています。また、在外にある学校の利点を大いに生かし「国際人としての資質を育むこと」にもとくに力を入れています。英語やスペイン語によるコミュニケーション能力を高め、その力を使って実際に現地校との交流や、チリならではの自然や施設への校外学習の中で問題解決していく力を育んでいきます。(詳細:学校経営グランドデザイン)
本校への入学・転入のご検討をしておられる保護者の皆様には、是非入学・転入されることを切に願っております。また、実際に本校に足を運ばれ見学したいという要望のある保護者の皆様には、メール等(contacto@iejapones.cl)で見学日時等をご相談下さい。ご来校の折にはご説明およびご案内をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
令和4年4月12日
サンチャゴ日本人学校
校長 新宅 俊文
(令和3年度派遣)