「あまりにも深刻。これほどの被害は過去10年間でなかった」とはチリ電気燃料監督庁長官の言葉です。
大雨に加えて、風速30メートルを超える強風で倒木が多数発生。大規模な停電となったほか、倒れた電柱が車を破壊、炎上する事態も起きました。このため、サンティアゴ全域で「臨時休校」の措置がとられました。
学校での被害その1
テラスの屋根の一部が破損
我がサンチャゴ日本人学校でも被害が発生。写真のようにテラスの屋根の一部が破損したり、体育倉庫校庭側の時計が落下して破壊されました。
サンティアゴは地中海性気候の地。4月から9月が雨季で、6/26に降水確率が年最大となる日が現れます。これが20%(一方最小確率は12/1の2%)。それなのに今年の7月の降水量は何と0ミリという異常な乾燥に見舞われていました。ところが月が8月に変わり一変…。
学校での被害その2
体育倉庫外側の時計(写真の丸い銀色)が落下して破損
日本では「南海トラフで地震発生か!?」などという心配なニュースがあがっていますが、日本・チリとも、災害の少ない穏やかな日々が続くことを祈るばかりです。